【カジポリー23】『オンラインカジノは犯罪です』解説と個人見解

目次はココ!

前回のカジポリーのギャンブル放浪記

カジポリー第23話オンラインカジノは犯罪です

こんにちは。段々と本格的に寒くなってきて、久々に布団から出たくない季節がやってきましたね!

さて今日取り上げたいのは警視庁、消費者庁から発表された『オンラインカジノは犯罪です』についてです。

オンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪です

率直にいうと、とうとうきたかという感じです。

と言っても、今の段階では注意喚起の意味合いが強いのかなと思ってます。

インターネットカジノ と オンラインカジノ

まず、合法的に許可を取って運営しているオンラインカジノ許可なく営しているインターネットカジノは全くの別物です。

今回警視庁のホームページに表記されている検挙された人達はいずれもインターネットカジノで賭博をしていた人達です。

オンラインカジノで検挙された事例

数年前にオンラインカジノで検挙された人が3人いました。二人は争わずに略式起訴。一人は裁判する事にして不起訴処分。

スマートライブカジノ事件

2016年、海外で合法となっているオンラインカジノを利用した複数の日本人が賭博容疑で逮捕された。ほとんどの人は略式起訴されて罰金刑になったが、1人だけは争う意向を示し、翌年、不起訴処分を勝ち取った。その時の弁護を担当したのが津田弁護士だ。


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じゃあ何故不起訴処分なのか?

今ある法律では裁く事ができないからです。

そもそも賭博罪ができた頃にはインターネットに繋いでやるカジノなんて、想定もされていないものですから仕方ありません。

例外もあると思いますが、基本的には胴元と賭博者をセットで検挙する事で成り立っているんですよね。

コロナ禍の世界で注目されるオンラインカジノ 違法性の一方で摘発に難しさも 不起訴事案を担当した弁護士が語る“賭博罪の曖昧さ

そもそも賭博罪ができた頃にはインターネットに繋いでやるカジノなんて、想定もされていないものですから仕方ありません。

例外もあると思いますが、基本的には胴元と賭博者をセットで検挙する事で成り立っているんですよね。

2022年の4630万円誤送金事件

とうとうきたかと書いたのには理由があります。ご送金の田口さんが逮捕されてオンラインカジノで使ったと報道されてから、白に近いグレーから黒に近いグレーに変わった感があるからです。

山口県阿武町4630万円誤送金事件

山口・阿武町4630万円誤送金「元ギャンブル狂」24歳男が単身で清貧生活を送っていた、田口翔被告はオンラインカジノを利用するため、4630万円を別の口座に振り替えたとして、電子計算機使用詐欺罪に問われた田口翔被告(24)は起訴内容を認めたものの、弁護側は「罪が成立するか争う」と無罪を主張した。

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4630万円“誤振込”、メディアは逮捕された男性ばかりに注目…自治体や銀行の対応に問題はなかったのか?
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しかしこの田口さんにしても、ならばなぜ賭博罪で逮捕されないのか?って事になりますよね。

国が賭博罪についてこれからの対策

しかし社会問題化した以上このまま放置はないと思っていて、対策は二つのうちどちらかだと思っていました。

  1. 合法化して運営元からもプレイヤーからもきっちり税金を取る
  2. 無理やり賭博罪に当てはめて犯罪だと注意喚起した上で法整備をする

国全体で考えれば合法化してしまえばむしろ新しく雇用も産まれたり税収が増えたりとメリットもたくさんあったので、2の方にシフトしてしまったのは個人的に残念です。

まぁ今のままでは国には何のメリットもないので注意喚起するのは当たり前っちゃ当たり前ですけどね。

今後の発展

そして今後ですが、法整備を目指すとともに、YouTubeなどで身元が特定されている影響力のある人をまず検挙する気がします。もしくは前述の田口さんとか。でも裁判で争えば不起訴でしょうね。お金を賭けた証拠が恐らく出てきません。

デモプレイしていたと言ってしまえばそれ以上の追及できませんし実際に田口さんは自白しているのに賭博罪では逮捕されていません

 

オンラインカジノ運営側の見解

以前カジノ側にこういった事について問い合わせた事があります。

カジノ側の見解は、

日本市場に進出するにあたって法律、国際基準など十分に調べて吟味した上で参入している。

カジノ運営会社には株主もいて、大丈夫だろう程度で進出しているわけではない

※これはもちろん今ある法律での話です。

まとめ

ですが法整備するにしても遅すぎる感はあります。実際真っ当に運営しているカジノはそれぞれの国に税金を納めているわけですから、日本撤退という事になると大打撃です

日本市場がここまで大きくなった今、簡単に決着するとも思えません。

また『逮捕者が出て、ブランド名が公表されるなど企業イメージを損なう行為があった場合は名誉毀損で提訴する事や、WTOに問題提起する』と強気な発言をしているカジノ会社もあります。

こういう公表をした以上そちらに舵を切っていくものと思います。ですが法が整備できていないのに今日から犯罪です!は流石に厳しいのではと言うのが私の見解です。

それに日本から完全にオンラインカジノをなくすのは恐らく無理です。

 

次回何故無理なのか?の理由とどういう状況になっても今後確実に生き残るだろうカジノ会社について書きます。

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カジポリー
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