オンラインカジノは違法なのか？【前編】

日本でのオンラインカジノ人気に伴って、「オンラインカジノは違法じゃないって聞いたけど、なんで？」や「ニュースで違法賭博がどうのって取り上げられているけど、オンラインカジノは関係あるの？」といった疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
実際に近年【カジノ】という単語をニュースで聞く回数が近年増加しています。違法カジノにカジノ汚職、何がオンラインカジノに関係していて何がそうではないのか、情報過多で必要な情報の取捨選択も一苦労だと思います。
そこでカジノに関するニュースを前編後編に分けて検証していきます。

オンラインカジノは違法？

オンラインカジノの違法性についてはサイチャンネルの【日本でのオンラインカジノ】ページでも触れているように、違法でも合法でもないというのが現状です。 実際に施設を持つランドカジノを規制する法律がある一方で、インターネット上にあるカジノに関する法律が日本にはありません。2018年に制定された通称IR法では、日本も国のライセンスを取得したカジノを３つまで設置することができるようになりました、しかしその法律の中にオンラインカジノに関わる記述はありません。「日本政府のライセンスを取得して運営されるカジノは、オンラインカジノやそれに似たカジノを展開する事はできない」旨の記述がありますが、これは外国政府のライセンスを取得しているオンラインカジノには適用されないとのことです。今後オンラインカジノに規制が入るかどうか、しっかりと注目しておきたいところですが、それとは別に日本のオンラインカジノプレイヤーにとって確実に違法なオンラインカジノを紹介します。

オンラインカジノにまつわる大切な事

どんなオンラインカジノがダメなの？

確実に違法なオンラインカジノ、それは【日本国内で運営されている】、【正規のライセンスを取得していない】、【オンラインカジノをするための店インカジ】などです。他にも複雑な例として、【明らかに日本人だけのために日本語で行われるライブカジノなどを運営・プレイする事】や【日本人専用のテーブルを用意したカジノ】などが法律に触れてしまう可能性があるようです。 *個人レベルでは、カジノで得た収益の脱税も違法になります。

インターネットカジノ店（インカジ）は違法カジノ？

ネットカジノやネカジ、オンカジなど色々な名称があり、筆者も度々意味や名称を混同してしましますが、日本にはインカジと呼ばれる違法カジノが存在します。このインターネットカジノ店（インカジ）とはオンラインカジノをする為の店のことで、度々摘発されています。

元来、カジノを制限する法律は刑法185条と186条であり、且つ対向犯と呼ばれるものに分類されます。この対向犯というのは、誰かと共同で行われる犯罪のことで、基本的には両共犯者を有罪にしなければならないというものです。つまりオンラインカジノの場合、違法行為があった場合プレイヤーとオペレーターの両方が摘発されるということです。インカジの場合は、オンラインカジノの場所を提供した側とそこを利用したプレイヤーの両方が違法行為をしたとして、逮捕されます。
以上のことから、インカジは一度でも利用すると、運営側が摘発された際に芋づる式に利用者も逮捕されてしまうことになります。絶対に利用しないようにしましょう。

最近よく聞くネカジとは何か？

カジノに関わるニュース

それでは実際にカジノに関する【逮捕された】や【摘発された】などのニュースを検証してみましょう。

その１：インターネットカジノ店インカジが摘発されたニュース　（2020） here

インカジの摘発についてです。
歌舞伎町のインターネットカジノ店が摘発され、経営者や利用者を含む７人が逮捕されたとのこと。店内にパソコンを設置、客に海外のオンラインカジノをさせるというサービスを行っており、オンラインカジノでも参加の仕方によっては法律に引っかかってしまうという例です。ここでは店に入ってオンラインカジノに参加するという行為が肝になっているので、似たようなサービスをする施設や店、それに類するものにも注意が必要です。

その２：オンラインカジノ摘発のニュース　（2016）

産経WEST Click

オンラインカジノが摘発された2016年のニュース、ドリームカジノという日本人のみをターゲットにしたカジノでこの件では運営者が逮捕された例です。海外サーバーや海外政府のライセンスを取得していたとのことですが、実際の経営拠点が大阪であったことや、日本語サービスのみ提供していたことなどから、日本で運営されていたと見なされ、最終的には有罪判決が出ました。

まとめ

日本ではオンラインカジノは法律上グレーゾーンとして扱われてきました。しかし今回ニュース記事と一緒に紹介したように、オンラインカジノでも参加の仕方を間違えると違法になってしまうということが分かったと思います。
サイチャンネルでは運営の仕方やライセンスの確認だけでなく、サービスという観点からも日本人が安心してプレイできるオンラインカジノを紹介しています。 確かに日本向けのサービスが充実しているオンラインカジノを紹介していますが、それらのオンラインカジノでは日本人以外のプレイヤーに対してサービスを多様化、充実化させているため、「日本人でも参加しやすい」というもので「日本人専門」とは判断されにくいと理解しています。プレイするだけで逮捕されてしまうということはまずないでしょう。
外出自粛や海外渡航規制で密かにブームになっているオンラインカジノ、是非サイチャンネルから参加してみてはいかがでしょうか。おススメしているオンラインカジノはボーナスランキングページ でご確認ください。

関連記事：オンラインカジノ：ベラジョンカジノ / Vera＆John 徹底解説

次回の【オンラインカジノは違法なのか? 後編】では、オンラインカジノに関係してそうであまり関係していないニュースを取り上げて、何故関係ないと言い切れるのか、その点でのオンラインカジノの安全性などを検証していきます。