現在、日本では多くの人がオンラインカジノを娯楽として楽しんでいます。IR法案でカジノ合法化がニュースで話題になり、国内に3か所カジノが設置できる事になりましたがそれ以外での賭博行為はいまだに基本的に禁止されています。この日本にある689年持統天皇の「すごろく禁止令」から続く賭博禁止は、オンラインカジノに影響があるのでしょうか。
このページではオンラインカジノの法律の事、世界と日本のカジノ事情、オンラインカジノ各々の健全にプレイができるシステムと試みを紹介します。
内容を全部お届けする前に、サイチャンネルが健全にオンラインカジノをプレイするためのヒントをお教えします。それは、、、、
プレイするオンラインカジノ
- 正規のライセンスを取得している
- 海外で運営(サーバー含む)されている
- RG(ギャンブル依存症対策)など健全にプレイできるサービスがある
であれば健全なプレイができるオンラインカジノ、ということです。
オンラインカジノは違法じゃない?
2022年現在、日本では正規のライセンスを得て運営されているオンラインカジノは違法でも合法でもありません。(実際の施設を持つカジノは違法です)多くの日本人プレイヤーが参加しているオンカジは、日本語に対応したウェブサイトを用意している外国のカジノです。インターネット上で国際展開しているため、日本人でも参加できます。いうなれば、日本にいながらオンライン上で合法的に経営されている外国のカジノに訪れているということになります。
通常、日本人がカジノを含む賭博を行う事自体は違法でなく、日本の土地で賭博を行われるということが違法とされています。しかし、インターネット上で行われる賭博に関して、日本には明確な法律がありません。その為、オンラインカジノに参加することは違法でも合法でもなく、そもそも法でもないということです。 ただし、日本はIR誘致に向けて法律や制度などを整えているので、将来的にオンラインカジノが規制される可能性がないわけではありません。その点を理解してオンカジを楽しみましょう。 ここで述べたオンラインカジノはあくまで、合法的に運営されているオンラインカジノです。正規の運営ライセンスを持たないオンラインカジノは、外国のカジノでも違法です。日本国内にある、インカジ(オンラインカジノをすることを目的とした実店舗)や、日本国内経営を謳うオンラインカジノ違法です。こういった安全にプレイできない・違法のオンラインカジノではプレイしないでください。
オンラインカジノに関わる税金の話
オンラインカジノで得たお金は一定額を超えると税金がかかります。その一定額とは
⧫ 一時所得:50万円以上
これは、カジノで得た利益が1年 (1/1~12/31)で50万円を超えたら税金を支払う義務が生じるということです(給与等以外の所得がない場合)。この一時所得とは、収益が出た日の収益から支出を引いた額ですが、この支出には利益が出なかった日の額を含めません。
つまり.
日にち | ベットした額 | 損益 | |
1/1 | 10万円 | +20万円 | 支出10万円 収入20万円 |
6/9 | 5万円 | -10万円 | 収入がないのでカウントされない |
12/31 | 15万円 | +30万円 | 支出15万円 収入30万円 |
合計収入(20万+30万) - 合計支出(10万+15万) = 25万
この25万円は控除額内(50万円を超えない)なので、税金の支払い義務が発生しません。
この一時所得には、競馬やそのほかの賭博で得た所得も含まれるので、そういった所得がある場合は含めて計算する必要があります。
特に競馬や競艇など現金で賞金が貰えるものと違って、オンラインカジノは銀行口座のお金の動きが記録に残ります。その為、税金の支払いが逃れにくくなっています。50万円を超えた場合は確定申告を行ってください。
世界のカジノ事情
欧米ではカジノが古くから社交場として栄えてきました。ヨーロッパでは貴族の嗜みとして発展し、現在もポーカーやブラックジャックなどのファンが絶えません。フランスやドイツ、イギリスなどでは歴史あるカジノが観光の名所として、また地元の人々の憩いの場として人気があります。カジノシティとして有名なラスベガスにはカジノだけでなくイベントなども盛んにおこなわれ、非日常を体験するために多くの観光客が世界中から訪れています。
グローバル化につれてそのカジノのあり方が観光資源として見直されつつあり、マカオやシンガポール、マレーシアやフィリピンなどカジノを合法化されました。しかしその一方で、宗教や倫理上の理由で賭博を禁止している国々が中国を含めてアジアにはまだ多くあります。日本もIR法案のカジノ法が通るまで、例外を除いてカジノを法律で禁止している国の一つでした。
日本での(オンライン)カジノと賭博
世界中で多くの人々が宝くじ、競馬、モーターボートなど色々なギャンブルを娯楽や日常を彩るものとして親しんできました。しかし、残念ながら日本ではギャンブルに対して「カジノ=賭博=パチンコ=悪」というパチンコを絡めた悪いイメージを持つ方が多くいます。そのネガティブなイメージはカジノ(オンライン含む)への無知・未体験とパチンコへの悪印象が原因ではないかと言われています。いわゆる食わず嫌い状態です。
その1:なぜパチンコが賭博にネガティブなイメージを与えているかについて。
このネガティブなイメージはパチンコの特徴とヤクザがパチンコ運営に関わっているイメージとそのグレーゾーンな運営方法などから来ていると言われています。
パチンコは戦後日本で発展したギャンブルです。特徴は身近にある、1円からと少額の掛け金から始められる、スロットマシーンやパチンコマシーンの限られたゲームである、長時間のプレイを想定している、お金を動かす事に重点を置いたゲームである、依存症対策や入場制限などが難しい、といった事があげられます。
元々は換金を目的としていなかったパチンコですが、時代とともに景品を現金で引き取る「業者」が介入することで賭け事として発展しました。そして、この過程でヤクザや警察が密接に介入していたと言われています(諸説あり)。このグレーな運営方法ために警察が厳しく取り締まる事ができません。そしてどこにでもあるパチンコは、日本人にとって最も身近で良いイメージがない賭博、そしてその賭博という言葉を介してカジノとイメージを結び付けてしまうようです。
その2:ランドカジノについて
日本はカジノを法律で禁止してきました。なので、海外に出たことがない人は基本的にカジノでプレイをしたこともなければ、そもそもカジノが何か良くわかっていません。
カジノは、運だけでなく個人のテクニックがゲームの勝敗に関わる事、ゲームにバリエーションがある事や掛け金の倍率が変化するなど、娯楽色の強いギャンブルです。
カジノが合法される事でカジノに関わる法律のグレーゾーンがなくなり、違法行為や問題ある賭博行為を厳しく取り締まることが期待されています。それにより、賭博ファンの健全なプレイを推奨できるようになると言われています。例えば「アジアのラスベガス」と呼ばれるマカオでは、カジノが合法化する以前は違法カジノを糧に中国マフィアが蔓延る無法地帯でした。しかし、1847年にカジノが合法化された事でそのようなマフィアや犯罪行為を一掃することに成功し、今では世界で最も安全な旅行先・街の一つとして知られるほどになりました。
その3:オンラインカジノについて
現在オンラインカジノでは多くの日本人がプレイをしています。パチンコの弱点を改善し、カジノの利点を得たのがオンラインカジノで、インターネットさえあればできる手軽さもあり、人気が急上昇中です。
オンラインカジノではアカウント登録してプレイする為、未成年の参加や問題のあるプレイヤーなどの入場を制限することができます。その他にもRG (責任あるギャンブル)システムを使って自分で時間と資金に制限をかける事ができるため、パチンコやランドカジノよりもより簡単に自分でプレイの仕方をコントロールすることができ、依存症や問題ある賭博行為などを防ぐ事も容易になっています。
ネガティブなイメージが先行しがちですが、ギャンブルについて理解して、娯楽として楽しむことは決して悪いことではありません。
オンラインカジノの還元率「ペイアウト率」は高い
ギャンブルには還元率又はペイアウト率というものがあります。これは主にゲームでの勝ちやすさを示すもので、掛け金のうち戻ってくるかを%で表すものです。例えば50%のペイアウト率では、理論上では1万円を賭けた場合5千円が戻ってくるということです。 オンラインカジノはペイアウト率が90%以上、更にゲームの種類によっては95%以上と言われており、宝くじの40~50%やパチンコの80~85%に比べても高くなっています。もちろんオンラインカジノに負けはつきものですが、その確率は他のギャンブルに比べて低いのです。このペイアウト率の高さはオンラインカジノの利点である実際の施設を持たない、ということが可能にしています。通常のカジノにかかる人件費や施設に係る費用が、オンラインでは大幅に削減されている為、その分がお客様に還元されるということです。このため、オンラインカジノは他のギャンブルに比べてリスクを少なく楽しむことができます。
RGとライセンスについて
ランドカジノと同じように、オンラインカジノにもRG「責任あるギャンブル」という制度があります。これは不健全なプレイを防ぐ事で依存症などを予防すること、健全にプレイを楽しんでもらうためのシステムで、各カジノによって取り組みに違いが少しずつあります。
インターカジノ・ベラジョンオンラインカジノのRG
インターカジノとベラジョンオンラインカジノには不健全なギャンブルを防ぎ、責任をもってカジノを楽しんでもらうために「プレイワイズ」というツールを提供しています。プレイワイズでは健全にオンラインカジノを楽しんでもらうために必要な情報が共有されており、プレイヤーが自ら予算やプレイ時間を設定する「自己規制ツール」や、健全にプレイができているか診断する「自己評価テスト」受けることができます。必要に応じて訓練を受けた専門家に連絡することも可能です。 また、コミュニケーションを大事にしているこれらのオンラインカジノは英語や日本語だけでなく、様々な言語でカスタマーサポートを行っており、チャットやメールを通して様々な事を気軽に相談できるようになっています。 このような取り組みはオンラインカジノのウェブサイトで確認できます。プレイをする前に一度確認をしてみるといいかもしれません。
関連記事:オンラインカジノ:ベラジョンカジノ / Vera&John 徹底解説
オンラインカジノライセンス
オンラインカジノを運営するには、ライセンスと呼ばれる許可証が必要です。厳格な基準を設けて、健全なカジノ運営を行わせるためのものですが、残念ながら質の悪いライセンスを発行するところも少なくありません。
現在オンラインカジノ業界で信頼されているライセンス発行元は
- イギリス
- ジブラルタル
- マルタ
- マン島
- キュラソー
- その他多数
オンラインカジノのライセンスについての記載は、そのウェブサイトの一番下、もしくは利用規約に記載がある事が多いのでそこで確認をしてください。
(例)
インターカジノとベラジョンオンラインカジノのライセンス
インターカジノとベラジョンオンラインカジノは、発行基準が厳格で信頼のできるキュラソー州知事発行のカジノライセンスを取得しています。このカジノライセンスではマネーロンダリングやオンラインカジノを利用する犯罪などを防ぐ取り組みや、プレイヤーが安全にカジノを楽しめるようになっているかなど厳しい基準をクリアしないと取得できず、世界でもプレイヤーからの信頼性が高いライセンスの一つです。このライセンスの他にもオンラインカジノのゲームプログラムとゲームの公平性や還元率をチェックする審査機関があり、健全にプレイができるように運営されています。 特にこのように厳しい規制に従って1996年から運営されている世界最大の老舗インターカジノは、日本での訴訟がゼロです。
その他のオンラインカジノのライセンス
サイチャンネルと提携しているオンラインカジノは信頼できるライセンスを取得している優良カジノのみです。
オンラインカジノをプレイする前に、プレイするカジノがどういうところなのか、健全なプレイができるのか、是非確認と理解をお願いします。