前回の記事で「オンラインカジノは違法じゃないって聞いたけど、なんで?」や「ニュースで違法賭博がどうのって取り上げられているけど、オンラインカジノは関係あるの?」といった疑問にお答えしました。 しかしまだ、巷にあふれるカジノ関連のニュースのどれがオンラインカジノに関わっていて、どれがそうではないのかピンきていないかもしれません。【違法カジノ】や【賭博逮捕】など、みなさんは内容をしっかりと把握していますか?「違法じゃないカジノって日本にあるの?」や「賭博逮捕って何が賭博罪になる?」という疑問が湧いてきませんか?
そこで今回は、前回に引き続きカジノに関するニュースの検証第二弾をしていきます。
ざっくり目次
- 前回のおさらい「オンラインカジノは違法?」
- 違法カジノとは?
- 賭博逮捕
- 実際のニュース
オンラインカジノは違法?
オンラインカジノは違法でも合法でもありません。 通称IR法が制定され、日本政府のライセンスを取得したランドカジノの運営が合法化されましたが、オンラインカジノに関わる法律は未だにないのが現状です。しかし、オンラインカジノでも確実に違法なものが存在し、それに気づかずにプレイしてしまうと逮捕されてしまうことがありえます。
違法なオンラインカジノとは、
- 日本国内で運営されている
- 正規のライセンスを取得していない
- オンラインカジノをするための店インカジ
- オンラインカジノで得たお金の脱税
等々があります。
他にも逮捕されてしまう可能性がある複雑な例として
- 明らかに日本人だけのために日本語で行われるライブカジノなどを運営・プレイ
- 日本人専用のテーブルを用意したカジノ
等が挙げられます。
特にインカジでは、経営している店が摘発されると、客のプレイヤーも逮捕されてしまう可能性があります。
そして知らなければ気づかずにプレイしてしまう危険なカジノの例として、「ドリームカジノ」という
「明らかに日本人をターゲットにした」オンラインカジノが実際に摘発されたニュースを紹介しました。
例)産経WEST「オンラインカジノ運営業者を逮捕 全国初…国内運営と判断」2016年10月11日更新 (
最終閲覧日2020年10月18日) https://www.sankei.com/west/news/160610/wst1606100039-n1.html
ここまでの内容を思い出していただけたでしょうか?
お待たせしました、ここからが今回のメイントピックです!
違法カジノとは?
ニュースで度々取り上げられる【違法カジノ】ですが、これは現在日本にある全てのカジノのことです。2022年現在、日本には違法ではないカジノはありません。
2020年代後半までに設置されるとされる日本政府のライセンスを持つ3つを除いて、施設を持つカジノは法律で禁止されている為、街中に「カジノ」と呼ばれる施設やサービスがある場合、まず違法で間違いありません。
つまり、日本のニュースで違法カジノという単語を見たら、基本的には国内で違法に運営されていたカジノについての話です。
ただし、お金を賭けずにカジノを体験できるようなアミューズメントカジノなどは合法です。例えばお台場のヴィーナスフォートにあるカジノヴィーナスでは掛け金を必要としないカジノがアミューズメントとして楽しめます。
カジノヴィーナス https://casinocafe.jp/casinovenus
賭博逮捕? オンラインカジノに関係ある?
一般的にギャンブルが違法とされている日本では、【賭博逮捕】のニュースを見かけたらそれは、「誰かがカジノを含めて何かしらのギャンブルを違法にした」というものです。違法カジノで遊ぶことや、他の人と金銭や貴重品などを賭けてマージャンなどのゲームをするなど賭博罪に触れて逮捕されることを賭博逮捕と言います。そのため、オンラインカジノを違法にプレイして捕まった場合もこの【賭博逮捕】となります。
賭博罪になる・ならないのリストは以下を参照ください。
賭博罪になる行為
- 賭け麻雀
- 賭けトレーディングゲーム
- 賭け花札
- インカジでオンラインカジノをプレイ
その他に仲間うちであっても金銭などを賭けて行うゲームなどをすることなどが賭博罪に該当します。悪質な場合、罰金や懲役刑などが適用されることがあります。
賭博罪にならない行為
- 宝くじ
- パチンコ
- 競馬
- オートレース
- 競輪
- 競艇
- 懸賞金
これらは所轄の省庁に承認を得ているので、賭博罪には該当しません。逆に言うと、これら以外の賭博行為は基本的にすべて違法になります。
違法カジノや賭博逮捕に関わるニュース
その1:違法カジノが摘発された事件(2020)
埼玉新聞 https://www.asahi.com/articles/ASN6G5DGBN6FUTNB00Y.html
埼玉県川口市の違法カジノ関わるニュースです。
これは、オンラインカジノではなく違法カジノの摘発で、バカラ賭博を行い店の経営者、従業員、客を含む25人が逮捕されたとのこと。現行犯だけではなく、摘発を知り沖縄に逃げた従業員まで芋づる式に逮捕された例です。
外出自粛や海外渡航制限の影響か、海外のカジノに行けないこの時期に違法カジノやインカジの摘発が頻発しています。
その2:賭博逮捕のニュース(2017)
こちらは2017年のニュースです。 賭博会場を開いた方と参加者が現行犯逮捕された事件について取り上げられています。大阪市のマンション一室で賽本引きと呼ばれる賭博は行われていたケースで、胴元とプレイヤーの合計が14人逮捕されました。会場があり人が金品を賭けてゲームをして入れば違法賭博になるという典型的な例です。
まとめ
前回から引き続き、賭博としてのオンラインカジノに関わりそうなニュースや用語を解説しました。違法カジノや賭博逮捕、どちらも一見オンラインカジノにまったく関係ないように思われますが、これらの事案や内容を理解する事でできるだけリスクを避けてオンラインカジノを楽しむことができると思います。
また、賭博関係のニュースを日々チェックし、その中からオンラインカジノに関係があるものに素早く気付けることで「オンラインカジノへの法律は今はまだない」という状況が変わった際にすぐに対応できるようになります。
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