おすすめカジノの映画洋画:クラシック編
前回の記事に引き続き、カジノの映画を紹介!
ただし今回はクラシック編!
「ちょっとクラシックなカジノ映画が楽しみたい」
「カジノ映画通になりたい」
「ちょっとマニアックな映画通になりたい」
「裏社会が垣間見えるカジノ映画が好き」
な皆さんに是非観てもらいたい映画3本です!
ゆるっと目次
- クラシックなカジノ映画とは
- クラシックなカジノ映画3本
- Casino Tycoon(邦題:カジノタイクーン)
- Casino Tycoon2(邦題:カジノタイクーン2)
- Croupier(邦題:ルール・オブ・デス カジノの死角)
- 実際の評価
- まとめ
クラシックなカジノ映画とは
近年、カジノを持つ都市はそのクリーンさを売りにしています。豪華絢爛なカジノとそれを彩るダイナミックなショー、一流のホテルやレストランが人々を惹きつけてやみません。
しかし、この現在のカジノ・カジノ街の姿になる前には、犯罪ありきのマフィア牛耳る経営スタイルだったり、カジノを発展させるべく奔走する人々がいたりと、色々なドラマがありました。
ここで紹介するクラシックなカジノ映画とは、その観光化されたカジノになる前の、少しレトロでマニアックなものを指します。
クラシックなカジノ映画3本
Casino Tycoon(邦題:カジノタイクーン)
製作・公開:1992年
題材都市:香港・マカオ
監督:王晶(ウォン・ジン)
実在したマカオのカジノ王Stanley Ho(スタンレー・ホー)がカジノ王になるまでを描いた作品、コメディー色の強いとても“クラシック”な映画。マニアックでなければ絶対観ない! (笑)
現在マカオには6社のカジノ事業者がいます。そのうちの一つ、SJMはマカオで最も古く、最も多くのカジノを有している会社です。そしてこのSJMがこの映画の主人公ホー・シンの元になったStanley Ho(スタンレー・ホー)が作り上げた会社なのです。
脚色もギャグ要素も多く詰め込まれたカジノタイクーンでは、裏社会との関りや18禁な描写も重たすぎず描かれており、マカオのカジノ社会が出来上がっていく過程を楽しむこともできます。
マカオで生まれ育った人に、このカジノタイクーンの話を振ると、大体笑って「知っている」と答えます。
なみにこのカジノタイクーンはNetflixで観る事かできます。(日本語字幕版)
Casino Tycoon2(邦題:カジノタイクーン2)
製作・公開:1992年
題材都市:マカオ
監督:王晶(バリー・ウォン)
マカオのカジノ王Stanley Ho(スタンレー・ホー)がカジノを成功させた後の権力争いに焦点を当てた作品。これもマニアックじゃないと観ない! マカオと香港に住んでいる人以外で「この作品を観た」という人にサイはあったことがない。
残念、マニアックすぎて予告編の動画が見つからない(笑)
もはやアクションドラマにカテゴライズされているカジノタイクーン、前作ではカジノ王のStanley Ho(スタンレー・ホー)がカジノ経営で成功するまでを、そして今作ではカジノで成功した後の物語を描いています。妻と前作で生まれた娘との生活をしているホー・シン、そしてその権力と金を狙って次々と敵が現れますが、持前の賢さや力で乗り越えていきます。
※現実のStanley Ho(スタンレー・ホー)は2020年に98歳で逝去、大往生なさいました。
こちらのカジノタイクーン2もNetflixで観る事ができます。
Croupier(邦題:ルール・オブ・デス カジノの死角)
製作・公開:1988年
題材都市:ロンドン
監督:Mike Hodges(マイク・ホッジス)
カジノディーラー(クルピエ)として働く人間の視点から描かれている、レトロな感じだけど見ごたえのある作品です!
日本語字幕がある予告が見つからなかったので、英語版のトレーラ-をお楽しみください。
カジノを身近に育った主人公は凄腕のカジノディーラー(クルピエ)としてロンドンで働き始めます。そこでのある出会いが、彼のクルピエとして守らなければいけないルールを破らせることになり、トラブルに巻き込まれていくというお決まりといえばお決まりのストール-ラインなのですが、クールな主人公の落ち着いた雰囲気や出演する俳優たちが魅力的な作品です。カジノのディーラーという日本人にはあまり馴染みのない職業を描いているだけあって、新鮮味も楽しめます。
実際の評価
タイトル | imdb | Yahoo! | Filmarks |
カジノタイクーン | ★6/10 | ★2.67/5 | ★3.4/5 |
カジノタイクーン2 | ★5.6/10 | なし | ★3/5 |
ルール・オブ・デス | ★7.1/10 | なし | ★3.6/5 |
【カジノタイクーン】・【カジノタイクーン2】は海外と日本共に評価低め、よくも悪くも色々な要素を詰め込んだ香港映画感が非常に感じられるというコメントが目立ちます。カジノ映画というよりはカジノ経営に関わる裏社会のいざこざがメインで、とにかく物語の始まりから終わりまで騒がしい、途中で飽きてしまった、との評価もあり、やはりマニアックな人向けの映画だと思います。
ちょっとマニアックな映画が観たい人は、香港映画の入門としても楽しめるかもしれません。
【ルール・オブ・デス・カジノの死角】の海外からの評価は比較的高く、主人公のディーラー業務の見せ方や細部のテクニック、また第三者の視点からナレーションがなされた物語の進行などが高評価の要因になっているようです。また、全体的に低いトーンで続くストーリーが独特の雰囲気を出していて、観客の好き嫌いが分かれています。主演のClive Owen(クライブオーウェン)の感情を一切抑えた役を演じる演技力に惚れる人多数。
まとめ
どうでしたか?
サイは、普通過ぎる日常につかれたときにカジノタイクーンを観て元気を出します。
オンラインカジノでブラックジャックをプレイする前にはルール・オブ・デスを観たりもします。
皆さんも、ちょっと変わり種のカジノ映画を楽しんでみてはいかがでしょうか?
カジノ映画を楽しんだ後は、オンラインカジノへレッツゴー!!!